FinTech フィンテック【ITパスポート攻略】

しろくま教授
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いきなり!過去問!

政府が次世代のテクノロジーとして押し出しているキーワードは出題される 

可能性が高いです

過去問 ITパスポート試験より

FinTechの事例として,最も適切なものはどれか。

ア:銀行において,災害や大規模障害が発生した場合に勘定系システムが停止することがないように,障害発生時には即時にバックアップシステムに切り替える

イ:クレジットカード会社において,消費者がクレジットカードの暗証番号を規定回数連続で間違えて入力した場合に,クレジットカードを利用できなくなるようにする

ウ:証券会社において,顧客がPCの画面上で株式売買を行うときに,顧客に合った投資信託を提案したり自動で資産運用を行ったりする,ロボアドバイザのサービスを提供する

工:損害保険会社において,事故の内容や回数に基づいた等級を設定しておき,インターネット自動車保険の契約者ごとに,1年間の事故履歴に応じて等級を上下させるとともに,保険料を変更する

ウ:証券会社において,顧客がPCの画面上で株式売買を行うときに,顧客に合った投資信託を提案したり自動で資産運用を行ったりする,ロボアドバイザのサービスを提供する

しろくま教授
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解説!

Fintech(financial technology)とは、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語

銀行や証券、保険などの金融分野に、IT技術を組み合わせることで生まれた新しいサービスを指します

しろくま教授
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Fintechに関係するキーワードも、合わせて
目を通しておきましょう

EDI(Electronic Data Interchange)とは、電子データ交換
企業間で商取引の情報の書式や通信手順を統一し、電子的に情報交換を行う仕組み


EFT(Electronic Fund Transfer)とは、電子資金移動
紙幣を使わずに、情報ネットワークをで、送金や決済の資金移動を行うこと


キャッシュレス決済とは、現金を使用せずにお金を払うこと
クレジットカード、デビットカード、電子マネー(プリペイド)や スマートフォン決済がキャッシュレス決済です

以下のようなメリットがあります

消費者の利便性の向上
・大金の持ち歩きや小銭の管理が不要
・消費履歴の管理が簡単

店舗の効率化・売上拡大
・現金管理の手間の削減が可能
・インバウンド需要取込など売上拡大が可能

データの利活用
・個人の購買情報をマーケティングに利用



キャリア決済とは、docomoやAUなどの携帯通信キャリアの月々の通信料とまとめて支払いできる決済です


非接触型決済とは、タッチ決済 
日本の非接触型決済は、ほとんどが「NFC Type-F」の規格を採用している「FeliCa」です
「Suica」や「PASMO」も「FeliCa」を利用した非接触型決済

暗号資産とは、
不特定の者に対する代金の支払に使用可能で、電子的に記録・移転でき、法定通貨やプリペイドカードではない財産的価値です

利用者は、暗号資産交換業者から契約の内容などの説明を受け、取引内容やリスク、手数料などについて把握しておくとよい。


アカウントアグリゲーション(Account aggregation)とは、
複数の金融機関等の取引口座情報を一つの画面に一括表示するサービスです

過去問 ITパスポート試験より

銀行などの預金者の資産を,AIが自動的に運用するサービスを提供するなど,金融業においてIT技術を活用して,これまでにない革新的なサービスを開拓する取組を示す用語はどれか。

ア:FA

イ:FinTech

ウ:OA

エ:シェアリングエコノミー

イ:FinTech


ITパスポートの過去問より

企業間で商取引の情報の書式や通信手順を統一し、電子的に情報交換を行う仕組みはどれか


ア:EDI

イ:EIP

ウ:ERP

エ:ETC

ア:EDI

が正解


EIP(Enterprise Information Portal)は、 会社内のデータベースや業務に必要なアプリケーションを利用できるシステム

ERP(Enterprise Resources Planning)は、 購買、生産、販売、経理、人事などの企業の基幹業務の全体を把握し、関連情報を一元的に管理することによって、企業全体の経営資源の最適化と経営効率の向上を図るためのシステム

ETC(Electronic Toll Collection System)は、高速道路の料金収受システム


ITパスポート試験 過去問より

暗号資産に関する記述として、最も適切なものはどれか。


ア:暗号資産交換業の登録業者であっても、利用者の情報管理が不適切なケースがあるので、登録が無くても信頼できる業者を選ぶ。


イ:暗号資産の価格変動には制限が設けられているので、価値が急落したり、突然無価値になるリスクは考えなくてよい。


ウ:暗号資産の利用者は、暗号資産交換業者から契約の内容などの説明を受け、取引内容やリスク、手数料などについて把握しておくとよい。


エ:金融庁や財務局などの官公署は、安全性が優れた暗号資産の情報提供を行っているので、官公署の職員から勧められた暗号資産を主に取引する。

ウ:暗号資産の利用者は、暗号資産交換業者から契約の内容などの説明を受け、取引内容やリスク、手数料などについて把握しておくとよい。

しろくま教授
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ITパスポートの、問題の表現に「慣れる」ことが、合格への最短距離です